どうもどうも。中小企業診断士のマスミです。ようこそ。
このブログは企業内の中小企業診断士の私が独立するにあたってどんなことを考えて何をしているのか、日常について書いている日記です。
今回は初めてコーチングを受けた時のことをお話します。初めてのコーチングは頭も心もスッキリして、とても価値ある体験でした。その時のことをお話ししようと思います。
なぜコーチングを受けることになったのかという経緯はこちらをどうぞ。
コーチングを受ける
体験でコーチングを受けました。申し込んだ当初は会社を辞めるかどうするか相談したかったのですが、すでに辞めると決まっていましたので、決めた経緯をコーチに伝えました。
独立してどうなりたいか、具体的なイメージについてや価値観の話、母の話などをしました。
自分でいろいろ気付いていたのでそれを元にもっと具体的に将来のイメージを確認するようなセッションでした。
そこで、今の家が好きだから会社を辞めたくなかった、以前はその時住んでいたマンションが気に入っていたから離婚するのをためらっていた、と気付いたと話しました。
コーチからは「マスミさんは家がとても大切なんだね、マスミさんにとって家ってどんなものなの?」と聞かれた時
「私にとって家は、自分を表しています。」と無意識に答えていました。
「それはどんな家?」という質問には「居心地がいい家。お気に入りの家具があって、整理されていて、おしゃれな家」そう答えながらボロボロ泣いていました。
私は、そういう居心地がいい人になりたいんだと認識しました。
それが私の価値観でした。価値観に触れると涙が出ることがあるそうです。
それから母の価値観の影響を受けていた話もしました。
「マスミさんは、お母さんに独立すると言ったらなんて言って欲しいの?」とコーチに聞かれました。
「『マスミなら大丈夫、きっとうまくやれると信じてるよ』と言って欲しいです。」そう言いながらまた号泣です(笑)
そうか、私は母に心配されたいんじゃなくて、信じて欲しかった、応援して欲しかったんだと気付きました。
初めてのコーチング体験は、自分で気付かなかったところに色々と気付けました。
それと同時に、私は自分を客観的に見ようと自問自答するクセがあるので、質問の仕方を身に付ければある程度は自分でできるかもしれないな、と思いました。
ここからの行動
この先も自分で自分に質問しながら内面を整理していくセルフコーチングをしていくのですが、この段階である程度将来のことを決めました。
- 今年度いっぱいで会社は辞める。そのタイミングで娘と一緒に引っ越す。
- 独立している人とのつながりを作り、いろいろ話を聞かせてもらいたいので協会に入る。
- スキル不足を補い、独立診断士とのつながりをつくるためプロコン塾に参加する。
- コーチングはひとまず自分でできる範囲で勉強する。将来的にはスクールで学ぶ。
ということで、プロコン塾に申し込み、コーチングの研究会に入りました。
親にも会社を辞めて独立すると伝えました。案の定心配しましたが、私がこれまで考えてきたことを伝えたら、まあマスミならなんとかするね、と納得してくれました。
それからしばらく後ですが、母が「仕事辞めたらカフェをやるのが夢なんだ~」と言い出したので、自分がやりたいことをやりだすと、周りにも伝染するんだな~と思いました。(↑もちろん診断士として支援します笑)
自分の周りの友達にも、決めたことは話すようにしました。自分が誰かに話した方が行動すると思ったのもありますし、やりたいことを話すと同じように目標に向かって何かしている仲間や、手助けしてくれる人が集まってくると思うからです。
私も誰かのやりたいことを聞くと、何か手助けできないかな、とアンテナを立てて情報提供したりします。ですからやりたいことはどんどん言った方がいいなと思っています。
できるの?とかそんなに甘くないよとか言う人もいるかもしれませんが、そういう人は自分の可能性を信じられない人なんだと思っていて、私とは考えが違うのであまり気にしないようにしています。
やってみなければ結果は分からないし、うまくいかなくても自分でやったからこそ学ぶことは多い。今はまだ未熟でも経験を積んで成功するかもしれない、そういう可能性は十分にあるじゃないですか。だからなんでも行動した方がいい。そう思います。
私は自分の可能性を信じていますし、他人の可能性も信じています。同じように、自分の可能性を信じている人は誰かがやりたいことを否定しないと思うんです。
不安はないのかという疑問について
お金の面については、しばらく収入が無くてもなんとかなる程度は貯蓄があるのでひとまず大丈夫です。
独立してやっていくあてがあるか、という疑問があるでしょうが、この段階で特に無いです(笑)
ただ、診断士として独立している人は全体の3割くらいいるので、
人間のやってることだし誰かができるなら私もできるっしょ
と考えました。(いつものやつです(笑))
不安のほとんどは情報不足と知識不足だと思うんです。だからこれから独立するための情報収集をして対策を考えていけば良い、まずはできることをひとつずつやっていこうと思いました。
それから、その時々で不安を乗り越えられるような言葉や出来事に出会います。
正確な言葉は忘れたのですが、どこかで堀江貴文さんの言葉で「将来の安定のために今を犠牲にするのか」というようなことを見かけたんです。
正しい言葉と意味は別にあると思うのですが、その言葉を私は、「定年後のお金の安定のために今我慢して楽しくない仕事をするのか」と捉えました。
定年後、今より体は自由ではなく、どうなっているかも分からない先のことのために今を犠牲にするのか、私は何を守りたいんだ、そう考えたらバカバカしいと思いました。
何を恐れていたんだろうか。
それから、マーケターの森岡さんの本の中で「失敗しない人生なんて、何にも挑戦しなかった臆病者の命の無駄遣いです。」という言葉にとても勇気づけられました。
何かの流れに身を任せることしかできないと思っていたけれど、そんなことは無かった。できないと思っていただけだった。自分で変えようと思ったら変えられる、そう思えたんです。
コーチングを受けて色々と考えや気持ちが整理されました。この後、もっと価値観を明確にして、ぶれない軸をつくろうとセルフコーチングを続けていきます。
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