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【10】診断士として独立する前にやってきて良かったこと5選

マスミ

どうもどうも。中小企業診断士のマスミです。ようこそ。

このサイトはコンサルタントの国家資格、中小企業診断士である私が、経営に関する知識をゆるキャラと共に分かりやすくお伝えしているブログです。

ここでは自己紹介の一環として、日々の出来事や気付きを日記としてまとめています。企業内診断士であった私が独立するにあたってどんなことを考えて何をしてきたか、独立後は何をしているのかを書いています。

マスミ

会社を退職して、2022年5月に中小企業診断士として独立した私がやってきて良かったことをお伝えします!

完全に個人の意見なので他の人に当てはまるかどうかは分かりませんが、現在診断士として仕事をしている中で、「これはやってきて良かった!」と思うことがたくさんあるので、それらをランキング形式でお伝えします!

この記事で分かること
  • こんなことをするとこんな時に役立つよということ
  • 独立後にどんな風に仕事をしているか
  • 診断士の仕事あれこれ
Contents

番外編 やっておけばよかったこと

本題に入る前に、これはやっておけば良かったと思うことを先にお伝えします。

これはもう、補助金支援ですね。。。

というのも、今私は診断士協会からの仕事で公的機関の仕事がほとんどで、窓口相談や専門家派遣が主なものですが、やはり補助金のことについてどこでも聞かれます。

ホームページや公募要領を見れば分かりますが、自分で支援した経験があればいちいち時間をかけずに答えられるので、そんな時に「ああ、やっておいたらもっと簡単に回答できたのにな」と思います。

マスミ

うわ、補助金か。。。

↑聞かれるとこうなります。

ただ、独立してからやれば良いだけなので、独立前にやっておけばよかったということではないです。それに周りの診断士はほとんどの人がやっているので、聞ける人ががたくさんいるというのはありがたいことです。

ということで、一定の需要はありますので、補助金の支援は早めに経験しておいた方が何か役立つと思いました。

5位 ホームページ作成、ブログ記事を書いていたこと

第5位はこのホームページとブログです。ブログは日記ではなく、マーケティングや営業などの記事のことです。

診断士になり、たくさんの人と会うようになりましたが、どんなことができる人なの?どういう人なの?と伝えるのにめちゃくちゃ威力を発揮しています。

単にホームページで自己紹介や支援メニュー紹介をしているだけでは伝わりにくいことも、ブログ記事を書くことで説得力を持って伝えられ、他の人との差別化にもなっています。

個人で仕事をするには、「何ができるか、どんな人柄なのか」を伝えることがまず第一に必要だと思っているので、このブログ記事は抜群の効果があります。

また、事業者さんの支援の時にも、以前書いた内容を見返して、この内容を使おうとか、詳しくはこの記事を見てみてください、などと実務にも使えて効率的です。セミナーのコンテンツもブログから作ったりしています。

ホームページを作るのに、計画を立ててじっくり構成やデザインを考えて4か月くらいかかっていますが、これを独立後の今作ろうと思ったら、到底無理だと思いました。

その時の記事はこちらをご覧ください。

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ホームページ開設までの道のり ITが苦手だったマスミが自分のホームページを作成するまでに至った経緯をお話しています。ITが苦手な人にも分かりやすくお伝えしていますので、ぜひご一読を!

今は勉強しながら、いただいた仕事をこなすのに手いっぱいで、ホームページを作るどころではない、というのが正直なところで、独立前にやっておいて良かったと本当に思います。

4位 本を読みまくってまとめていたこと

独立前に、特にマーケティングの本をたくさん読んで支援に使えそうな内容はパワーポイントに簡単にまとめていました。

そうするとかなり頭に残りますし、実際に提案する時の資料としても使えます。

マスミ

私は営業出身なので、営業やマーケティングが得意です!

とよく言っていますが、実は実際私がやっていた営業とマーケティングは別物で、マーケティングは診断士になってから勉強した知識がほとんどです。

ただ、得意です!となぜか思って言っていたことで、たくさん本を読んでたくさんの事例をインプットできたので、マーケティングの考え方は染みついていて、実際の支援でも活用できています。

もう少し落ち着てきたらまたやるつもりではありますが、今はなかなか本をじっくり読む時間がとれていないので、これまで勉強しておいて良かったと思います。

3位 セミナーコンテンツを作っていたこと

現在、セミナーの仕事をいただくことがけっこうあります。

きっかけは協会主催の講師オーディションに参加したことです。そこで発表した内容をこっちでもやってよ、と声をかけていただけるようになりました。

元々、会社員時代に、自分で本を読んで、実践してまとめたものを客先に向けてセミナーをやっていました。それが活用できています。

何もオリジナルネタが無い、という人は、この方法ならオリジナルになります。まずはテーマにしたい本を何冊か読み、それを自分で実践する、その結果こうなった、という内容は事例としてとても役立ちます。

自分で実践する過程に時間がかかるため、必要に駆られて作成するというよりは、あらかじめ時間のある時に作っておく方がいいと思います。

セミナーを1つ作れば多数の場で展開できて効率的ですし、こんなことに詳しい人なんだという自分の認知度向上やブランディングにもなります。

2位 経コン塾(プロコン塾)に行っていたこと

そもそも、独立にあたって自分に何が足りなくて何が必要なのかも分からないところからのスタートでしたが、まずは独立している人がたくさんいる場に行こう、そこで情報収集をしようということもあり、プロコン塾参加しようと思いました。

※経コン塾(経営コンサルタント養成塾)とは東京都中小企業診断士協会、中央支部のプロコン塾(マスターコース)のひとつです。プロコン塾とは主にプロのコンサルタントとして仕事をしたい人向けの研修などのことです。

そこでどんなことを学んだかはこちらの記事をご覧いただければと思いますが、宣伝などではなく、本当にめちゃくちゃ実践で使える知識やノウハウを教えてもらいました。

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経コン塾(経営コンサルタント養成塾)のリアル口コミ 東京都中小企業診断協会のプロコン塾「経コン」塾は他のコースの倍以上の価格ですが、いったいどんな内容で何が学べるのか、現役塾生が忖度無なしでお伝えいたします。

現在私は専門家派遣で事業者さん訪問をする機会がありますが、経営改善の計画を作成したり、マーティングのアドバイスをしたりといった様々な内容で、ここで学んだことをそのまま活用しています。

経コン塾は事業再生の事業DD(デューデリジェンス:事業報告書)を作成するための講義が中心ですが、これができれば様々な経営課題の改善にも対応できます。

講義資料は後から見返して分かるように詳しく説明が書かれている教科書のようなものなので、何か分からないことがあった時は今も使っています。

独立してから参加するのでも良いかと思いますが、途中で50ページくらいの事業報告書をひとりで作成する課題があるので、時間に余裕がある独立前に参加しておいて良かったなと思いました。

1位 WEBマーケティングを勉強していたこと

最後、1位はWEBマーケティングを勉強していたことです。

元々は全く詳しくなくて、むしろ苦手分野でした。

ただ、前職で中小企業のお客さんに対して経営支援的な仕事をすることがあり、WEBマーケティングが必要だと思って勉強を始めました。

きっかけは診断士の受験生支援のブログ「一発合格道場」でブログを書くことになったことです。毎年前年の合格者がブログを書くというシステムなのですが、そこでWEBマーケティングの研究会『デジタルマーケティングラボ』を立ち上げた1期先輩のトーマツさんと知り合って、研究会に参加しました。

トーマツさんのサイトはこちら 『トーマツの二刀流サラリーマンブログ

全く何から勉強していいか分からない状態からでしたが、本を読んだり、YouTubeを見たり、Udemyで勉強したり、自分でホームページを作ったりして、とにかく少しずつでもWEBマーケティングに触れるようにしていました。独立前の3か月間にはWEB広告のスクール『ワナビーアカデミー』にも参加しました。

研究会では毎回新しい情報や支援に役立つ情報を提供してくれるので、すごく勉強になっています。ただし、それだけで事業者さん支援が十分にできるわけではないので、自分で勉強することは必要です。

定例のミーティングのほかには、当時の会社のお客さん向けに、トーマツさんをはじめとする研究会のメンバーにWEBマーケティングのセミナー講師をお願いしたり、WEB広告の運用を依頼したりと、私の仕事にも協力をしていただきました。

また、私自身も他の案件に関わらせていただいて、実践経験を積むこともできました。

WEBマーケティングといっても範囲が広くてまだまだ全部カバーはできていませんが、2年間コツコツやってきて、SEOやMEO、リスティング広告、Facebook広告などの主要なものは、何が大切かどうやっていけばいいか説明できるくらいになりました。

自分でいろいろ触ってきていているので、やり方を教えることもできます。

それが今、めちゃくちゃ役に立っています。

販売促進の支援をするにあたり、今はどうしてもWEBでの集客に触れないわけにはいきません。

実際にWEB活用が必要ではない場合もありますが、オンラインとリアルと両方の施策を知った上で、状況に合わせたものを選択、提案できるということが重要だと思っています。

特に小規模な事業者さんや、創業したての事業者さんの支援では施策レベルの支援が必要なことが多いため自分で触って勉強しておいて良かったです。

どこまで細かいことをするかは人によって違って良いと思いますが、私はできるだけ具体的な話がしたいので作業レベルのこともある程度できるようにしておきたいと思っています。

そして、私の感覚ですが、公的支援機関の人たちはたいていWEBマーケティングに詳しくないです。金融支援や中小企業政策についてはとても詳しいですが、特にWEB周りのマーケティングは詳しくないので、これらの支援ができる人の需要が多いと感じています。

ホームページを作ることも含めて、勉強と作業に時間がかかり、継続して勉強するのが難しいので、独立前にやっておいて良かったと思いました。また、あまりこれらが得意な独立診断士は多くなく、差別化になっているように思います。

まとめ

ということで、独立前にやっておいて良かったこと5選でした。

あくまで私の現状の場合ですのできっと他の人は他のことがあるでしょう。

補助金支援をしておけばよかったと冒頭に言っていますが、それをしなかったことで他の勉強の時間が取れていたとも考えられるので、まあいいかと思っています。

今必要性を感じているのは、やはり中小企業政策の部分ですね。補助金以外にもいろいろな制度があり、活用することで事業者さんにメリットがありますが、それらの情報をしっかり把握して必要に応じてスムーズに提案できるようになりたいです。

それから事業再生、経営改善計画にについても実務をやり始めたばかりなので学ぶことばかりですし、WEBマーケティングももっと知識を広げていきたいので勉強を続けていきます。

どこを目ざしてんの?と言われそうですが、イメージとしては、-から++まで支援できるようになりたい、というのがひとつの目標です。

資金繰りが厳しく、経営改善が必要な事業者さんの利益改善ができること、そこからさらに競争に勝っていけるマーケティング戦略の支援ができることです。

それができたらスーパー診断士ですね(笑)道のりは長いですが、スーパー診断士を目指して頑張ります!

マスミ

ではまたそのうち!

つづきはこちらへ

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この記事を書いた人

マスミのアバター マスミ 中小企業診断士

メーカーにて営業職を10年経験した後、2023年5月に中小企業診断士として独立。
経営戦略やマーケティングに関する記事のほか、営業としての考え方、コミュニケーションのコツなど営業に役立つノウハウも分かりやすくゆる~く書いています。

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