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【全て無料】日常業務やマーケティングに役立つツール・サイトまとめ_上級編

マスミ

こんにちは!中小企業診断士のマスミです。
今回は無料ツールの上級者編です。最終回です。

び~社長

おおついに!難しそうですが楽しみです。

初級編は知っていれば簡単に使えるもの、中級者編は、少し操作方法に慣れる必要があるものの紹介でした。今回はすぐ使うには難しいかもしれませが、こんなことも無料でできると知っていただく程度でも大丈夫です。

必要な時があったらじっくり取り組んでみることをおすすめします。

初級編、中級者編はこちらの記事をどうぞ

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この記事はこんな人向け
  • ホームページの集客を増やしたいと思っている会社の社長、担当者
  • 動画を編集してSNS投稿をしたいと思っている人
Contents

レベル4 チャレンジ精神があれば使えるもの

ここからは気合を入れればなんとか使えそうなものと、Webマーケティング関連のツールをご紹介します。

Webマーケティング関連

まずWebマーケティング関連のツールです。 使い方を説明するとページが膨大になるので、ここでは無料ツールでこんなことができると知っていただく程度の内容にします。ホームページの管理をしている業者さんがどんなことをしていてどんなデータを見ているかは分かると思います。

Googleキーワードプランナー

Googleキーワードプランナーは、使い方は難しく無いのですが、主にWeb広告やSEO対策などのWebマーケティング周りで使われることが多いので、こちらでご紹介します。 

GoogleやYahoo!のキーワード検索で、どんなキーワードがどれくらい検索されているかが分かれば、お客さんのニーズを把握することにもつながります Web広告のリスティング広告(検索で表示される広告)を出稿する時や、SEO対策でお客さんが検索しているキーワードを調べる時によく使われます。 

一つのキーワードからどんなキーワードが関連して検索されているかは、前回の記事で「ラッコキーワード」で調べられますとお伝えしましたが無料の範囲で検索数までは分かりません。 そんな時にはこのGoogleキーワードプランナーが使えます。

GoogleキーワードプランナーはGoogle広告用のアカウントを取得することで使えるようになります。実際に広告を出稿しなくてもアカウントを取得するだけで大丈夫です。 

ラッコキーワードで抽出したキーワードの検索数を調べる方法はこちらの記事で紹介していますので、参考にしてみてください。

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今回はもうひとつの方法をお伝えします。

 軸となるキーワードから、関連するキーワードと検索数を同時に確認する方法です。 

まずはGoogleのアカウントを取得してログインしたら、右上のバーの「ツールと設定」から「キーワードプランナー」を選びます。

キーワードプランナーに入ったら、「新しいキーワードを見つける」をクリックします。

キーワードプランナー画面

次の画面でキーワードを入力して「結果を表示」をクリックします。

下図は『エステ』と入力した時のデータです。 「月間平均検索ボリューム」としてエステは74,000とありますが、ここまでの数値を知るには一度広告を出稿しないと出ないです。

広告を出稿していないと右下のように「1万~10万」とだけ表示されます。 それでも、だいたい「エステ」に関してどんなキーワードが関連して検索されていて、それがざっくりどれくらいの数なのかは把握できます。 

また、このキーワードで広告を出稿した場合に1クリックあたりだいたいどれくらいの金額がかかるかや競合性も分かります。

ホームページ解析ツール

どれも無料で使えてめちゃくちゃ役に立ちますが、ホームページの管理に慣れていないと設定をするのはちょっと難しいかと思います。ですので、ホームページを管理している方にお願いして閲覧できるようにしてもらうと良いと思います。 

ここでは、これらのツールでどんなことができるか、何が分かるかなどを紹介します。

Googleアナリティクス

Googleアナリティクスはホームページに来たユーザーさんの状況を把握することができるツールです。Googleアカウントがあれば無料で使えます。 

管理画面はこのようになっています。このホームページのデータです。

Googleアナリティクス画面

指定した期間で何人のユーザーさんがホームページを訪問したか、どうやってホームページに辿り着いたか(検索したのか、どこかのリンクからなのか)、スマホからかPCからかなどの他、ざっくりですが、男女比や年齢、住んでいるところなども分かります。 

また、どのページが一番多く見られているかや、平均して何秒くらい見ていたか、最後までスクロールしたかや、他のページも見たかなどの情報もデータから分かります。 

上の画像だと、約1か月の間に1,616人のユーザーさんが訪れて、そのほとんどが新規のユーザーさん、平均的に2分10秒表示されていた、どうやって訪れたかはGoogleやYahoo!の検索からの人がほとんど、ということが分かります。 

これらのデータを元に、もっとホームページからの問合せを増やすためにはどこが問題でどう改善すれば良いかなどを検討して、試行錯誤をしていくことで成果につなげていきます。 

単なる予想ではなく、実際のデータを元に仮説を立ててそれが合っているかを検証していくんですね。 紙のチラシだと一度印刷したら変えることができませんが、ホームページは公開している情報もすぐ変更できるのがメリットですね。

Googleサーチコンソール

Googleアナリティクスはホームページを訪れたユーザーさんの状況や行動が把握できますが、サーチコンソールは、どんなキーワードで検索して訪れたのか検索に関する情報やホームページの状態などのチェックをするのが基本的な機能です。 

こんな画面です。

これはこのホームページの1年間のデータです。検索で合計14.7万回表示されて、3,101回クリックされたと分かります。 

この画面の下に、検索されたキーワードと、キーワードごとの表示回数とクリック回数、検索の順位などが表示されています。

サーチコンソール画面

検索上位に表示させるSEOではこのようなデータを確認しながら上位表示するための対策を行っています。

Microsoft クラリティ

Microsoftクラリティは、無料のヒートマップツールです。ヒートマップとは、ホームページがどれくらい見られているかを色分けして表したマップのことです。 

こんな画面になっていて、どこまでスクロールしたか、どこをクリックしたかが分かります。

Microsoftクラリティ画面

以下のようによく見られているところは赤、見られていないと青になります。(実際は縦長のページですが見やすいように横に並べています)

このページは最後の方は約3割の人しかみられていないと分かります。

ヒートマップ
りん

ふえーこんなことまで分かるんだね 

マスミ

そうだね。 記事が長すぎると反省しています。

 またホームページ上でどういう行動をしたかを録画を見ることもできます。 

りん

録画?どういうこと?

 こういうことです。

ホームページを訪れたユーザーさんがどんな風にスクロールしてどこをクリックしたか録画されています。

こういったデータを元に、長すぎる部分をカットしたり、間違ってクリックされるような箇所を修正したりして、分かりやすく見やすいホームページにして、目的の問合せにつながるよう改善をしていきます。

りん

そ!そんなことまで見られてるの?!

動画編集関連

ここ最近は動画を撮ってホームページやSNSに掲載することも増えていると思います。

動画は画像よりもたくさんの情報を伝えることができますので、伝えたい内容によってどんどん活用していきましょう。 

ではどんなツールを使って編集すれば良いのかご紹介します。

マスミ

と、思いましたが、動画についてはこちらの記事で紹介していますのでご覧ください。

び~社長

ズコーーーー 

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まとめ

いかがでしたでしょうか。

初級編から中級編、上級編と無料で使えるツールやサイトのご紹介をしてきました。

すぐに使えるものから、少し勉強が必要なものもありますが、コストをかけずになんとかやりくりしようと思った時に役立つと思います。

ただし、時間をかけることも人件費はかかっていてコストになっています。社内でいろいろとやるよりも外注した方が社員は本業に専念できて売上や利益に貢献できるという場合もあります。

外注する場合はノウハウが蓄積できないので、ずっと外注し続けることになります。そういったこともふまえ社内で何をどれくらいやるかの判断が必要です。

担当者が辞めてしまって、これまでできていたことができなくなってしまったということもありますので、社内の業務はマニュアルを作るなどで誰でもできるようにしておくことも重要です。

マスミ

ではまた!

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この記事を書いた人

マスミのアバター マスミ 中小企業診断士

メーカーにて営業職を10年経験した後、2023年5月に中小企業診断士として独立。
経営戦略やマーケティングに関する記事のほか、営業としての考え方、コミュニケーションのコツなど営業に役立つノウハウも分かりやすくゆる~く書いています。

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